語り場ガイナビーツ

色々と思った事とか、感動した事を興奮気味に書いていく。そんな場所です。

「負ける」ことも趣味の醍醐味?特撮秘宝を絶賛する話。

高校の頃に発行がスタート。高校近くのスーパーに併設された書店でその表紙を見て衝撃を受け、中身を見てニヤケが止まらなかった素晴らしい雑誌。

 

別冊映画秘宝「特撮秘宝」

 

表紙に輝くジェットジャガー。記念すべき第1号の表紙にウルトラマンゴジラを選ばず、敢えてジェットジャガーを選ぶセンス。なんとも言えないその深さに感動したのを今でも覚えています。

 

初めて特撮秘宝を買ったのは第6号が出た直後のあたり。大学の講義の帰りに駅ビルの本屋で買った第4号が我が家にやってきた最初の特撮秘宝でした。表紙はシン・ゴジラシン・ゴジラに燃えていた自分は迷わずこれを手に取りレジへ。充実感と満足感に満ち溢れた買い物でした。

 

帰宅し、読み始めてみるとこれがまた深い深い。1号を立ち読みした事があって、深い内容なのは知っていました。それでも目眩がするほどに深く、広く、詳しい情報の数々で埋め尽くされた誌面は、まだまだ知らないことが沢山あるという事を教えてくれました。

 

特撮秘宝の魅力を考えると、正直本そのものは万人に勧められるものではありません。何故なら基礎知識がある前提だから。マニアだからこそ理解できる記事で埋め尽くされたこの雑誌は、自分が好きだからといって友達に貸し出せるものでは無いです。わからない人には全く意味不明な内容で300に近いページ数。恐らく宇宙人の言語の様なものに見えるでしょう。

 

では何が魅力なのか。それは特撮ファンでもカバーしきれない情報量にあります。特撮ファンでない人が読んで理解できないのは当然ですが、特撮ファンですらわからなかったり知らない部分がるんですから。

 

「これは知らないだろう?どうだ参ったか」と言わんばかりの情報の渦。読み進めるうちに自分の知識の薄さがわかると共に、新たな知識が雪崩の様に襲ってきて、自分の考察に深みが生まれるこの快感。

 

圧倒的な取材力によってもたらされる新情報と発掘写真は、「負けた!」という実感と同時に「いい事知っちゃった!」と得した気分にしてくれます。知識が増える事で自分の特撮考察や主張に説得力やパワーが生まれ、より良い特撮体験ができるチャンスを獲得できるとても有益な雑誌です。

 

私はまだ4、5号の二冊しか持ってません(あとで6、7号も買おうと思ってます)。ですが一冊だけでも相当なパワーがある雑誌です。超ディープな情報を望むファンならば刊行されている全7号(2018年3月現在)のうちどれかを買っておいて損はなし。値段以上の充実した体験ができる事でしょう。

 

是非、特撮秘宝の情報と知識量に負けてください。とても気持ちよく負けられます。