語り場ガイナビーツ

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やっぱり凄い!ルパパトを褒める話の2回目

やっぱすごい今年のスーパー戦隊。そう思わせてくれる回だったと思えた今週のルパパト。なんていうかもう本当に凄い。というわけで今回の凄かったところを興奮気味に書いて行きたいと思います。

 

中々ない二つ同時進行の物語であるルパパト。3話辺りまではルパン側メインでしたが、最近はパト側がメイン。パトレンジャー派としては嬉しい限りです。しかも圭一郎主役回。もう最高すぎます。

 

そんな今回の魅力。それは目的を見失いかけていた圭一郎が本来の「戦う意味」を再確認するクライマックスでしょう。

 

「人々の平和の為に戦う」

 

その国際警察の根幹たる部分を思い出した圭一郎。あのシーンはどこかウルトラ作品につながる部分もあった様に感じました(ブンドルトの人間体に見覚えがあった事もあり)。たとえ戦う場所や世界が違くてもつながりを見せてくれるところは、やはり目的が同じヒーローとしての運命の様なものなのでしょうか。

 

なによりも心に響いたのはブンドルトの攻撃をその身を挺して受け止め、逃げ遅れた親子を守った所です。VSチェンジャーやパトメガボーに頼らず、己の身を犠牲にして市民を守るあの姿。やはりあの姿こそヒーローというに相応しい!(簡単に立て膝をつかず、親子の避難完了まで足を踏ん張って立ってるのも正に正統派な感じでした)

 

それで、このシーンで思ったのは「スーパー戦隊がシリーズのテーマを再確認しているしているな」ということ。40作品を超えた戦隊シリーズ。毎シリーズ、テーマやモチーフを変えて新たな路線を開拓したり、新たな要素を加えたりと飽きの来ないシリーズですが、やはり気になるのは、「戦う理由」というテーマ。

 

ゴレンジャーから脈々と受け継がれて来た戦う理由。敵だから倒す、悪いから倒す以上の大きな理由がある。石ノ森作品には必ずと言っていいほど重要な部分です。しかし最近ではその辺の部分が曖昧になってたり、どこかブレがあるような気がしたりと、個人的には違和感があったのは事実です(敵を倒した後にハイタッチしたり)。

 

キュウレンジャーで黒十字軍の首領みたいなカローが出て来たり、戦闘シーンに立体的な構成を入れたり、ゴレンジャーボールをパロディーしたり。キョウリュウジャーでもデーボスがゴレンジャーボールやってたり。そういった原点を思い返すようなものはありましたが、テーマである戦いの根幹を再提示するのは珍しいのではないかなと。

 

キュウレンジャーのメンバーの出自にどこか石ノ森的な部分を感じた様に、去年今年とシリーズの根幹やテーマを見直したり再確認するような展開が多いように思います。今回のセリフのインパクトも相当強かったですし、あそこまで言い切るとなるとやはり戦隊シリーズのそのものをもう一度捉え直すような考えが制作サイドにあるように思えます。

 

我々の守りたいものは何なのか?それをきちんと提示したパトレンジャー。敵のボスを倒すためではない、敵討ちのためでもない、ましてやゲーム感覚などではない。「人々の平和を守る為にこの力を使うのだ」という、スーパー戦隊の戦う真の理由を改めて認識させてくれた圭一郎の言葉。ただアツいだけではない、信念と想いがそこにあるヒーローの言葉は違います。やはり今年の戦隊は魅せてくれますよ。見よう!ルパパト!