語り場ガイナビーツ

色々と思った事とか、感動した事を興奮気味に書いていく。そんな場所です。

ジオウについての考察

毎週毎週巧い脚本と演出で魅せてくれる仮面ライダージオウ。そんなジオウは時間をテーマにした作品という事もあり、タイムパラドックスを扱っています。


基本プロットの最悪の未来を変えるため、現在と過去で起こる事件を解決していくというのは電王に近いものを感じます。そこに今までの平成ライダー達「レジェンドライダー」の要素を入れたジオウは平成ライダーファンには嬉しい演出や展開が満載で飽きさせません。

 

 

1:ジオウのしてる事

そんなジオウの中で解釈が難しい部分があります。それがライドウォッチによるライダーの力の継承です。


2018年に現れたアナザーライダー。彼らアナザーライダーとその裏で暗躍するタイムジャッカーの陰謀を阻止するべく、ソウゴ達は事件を追う。

その過程でレジェンド達と直接又は間接的に関わることとなり、レジェンドの力が収められたライドウォッチを貰う(返却される)

アナザーライダーの「本体」はそのレジェンドライダーの戦っていた時代に行かなければ完全に倒せないため、過去の時代へ飛ぶ

過去の時代でライドウォッチを使い、アナザーライダーを元となっているライダーの力で倒す

これにより偽りのライダーであるアナザーライダーは消え、レジェンドの存在はライドウォッチとなる。結果レジェンドは消え、ジオウがそのレジェンドの力を受け継ぐ。(18年に返却されるライドウォッチをここでレジェンドに渡す)

 

 

2:おかしい部分

ざっくり解説するとこうなる訳ですが、なんか引っかかる部分があります。それが最後のレジェンドライダーが消える所。ここで

・レジェンドが消えても過去の作品全てに最終回が存在しているのは何故か?

・レジェンドがいないのに世界が存続できているのは何故か?

以上2つが疑問として浮かび上がります。


もし、レジェンドが完全に消えるなら物語はどうなるでしょうか。

 

まず時系列で仮面ライダーの世界がつながっているとするならば、そもそも18年があんなに平和な筈がありません。00年冬にン・ダグバ・ゼバによるザギバスゲゲルが実行されているからです。ザギバスゲゲルはリントの大量虐殺を目的としたゲゲル。クウガが存在しないとなれば当然グロンギ達は滞りなくゲゲルを進め、ゲギザギバスゲゲルも終えるでしょう。そして勝ったゴ集団のグロンギがダグバに負けて最後のゲゲルが決行される。


この時点でそもそもソウゴが生まれる事がありません。究極の闇をもたらす者の出現はソウゴの誕生に関わる運命を作る人をも巻き込む可能性があるからです。それよか01年からのレジェンド達の命も奪うかしれない。


「そんなことは無い。だってまだソウゴはクウガの時間に行ってないじゃないか」


と思っても、00年にソウゴ達もしくは別の存在が現れクウガライドウォッチを手に入れている事は確実な訳で、18年に返却されるのはタイミングの問題です。結果としてウォズが言うように「全ライダーの力を受け継ぐ」事になるのは確定しています(6話の時点では)。つまり既にクウガからビルドまでのライドウォッチは18年に全て存在していて、確実にクウガも歴史から消えている事になる。それなのに18年が平和なのはどうも辻褄が合わない。


スウォルツも言っていますが結末は確実にオーマジオウへと向かっています。ツクヨミゲイツが18年にいる時点でそれは確定です。2068年が破滅の世界だから二人ともソウゴを止めるために18年まで来たわけで。そもそもオーマジオウが誕生しないなら二人とも18年に居ないですし。つまりジオウがオーマジオウにならないと決まった時点でツクヨミゲイツは消える事になります。なので全てのライドウォッチは1個も欠けずに存在している。

 

3:変わる過程

ではライドウォッチを手に入れてライダーの力が消えてもソウゴが無事に育ち、オーマジオウが生まれる未来が整うにはどうすればいいでしょうか。


答えは簡単、ライダーの力を失ったレジェンドがもう一度力を手に入れればいいんです。


つまり、ジオウによって失った力を取り戻すエピソードを追加すれば良い。ビルドの場合は消えた2個のビルドドライバーやクローズドラゴン、3つのフルボトルをもう一度作る。エグゼイドの場合は適合手術を受けるか真実を知る。と言う事になります。


という事はつまり、話の展開が変わってきます。戦兎は失われたビルドとクローズの力を取り戻す過程でパンドラパネルを調べるうちに新しい技術(恐らくスクラッシュドライバー)に気づくだろうし、永夢はバグスターウイルスの最初の感染者である事に気づくタイミングがとてつもなく早い段階で訪れます。


クウガも同様です。クウガの力がライドウォッチに取られ、機能停止したアマダムの影響で雄介の体は恐らく仮死状態になるでしょう。そこで蘇生のために関東医大に運び込まれればそこで金の力の元になる電気ショックが行われる筈です。更にギノガでやられた時にも電気ショックが来ますから結果としてクウガのパワーアップのスピードが上がる事になる。


このように最終回に至る過程がかなり大幅に改変される事になりますが、こうすれば世界は守られ続け、ライダー達は戦うことができます。結果としてソウゴは無事18年まで生きられる。68年にオーマジオウも誕生できるという訳です。


ただリスクが潜んでいるのも確かです。結末に至る過程が変わった事により、最終フォームの段階がもう一つ増えたり(簡単に言えばハイパームテキの上、ビルドジーニアスの上)、最終回に出てくる敵が変わる可能性もあります(エグゼイドの場合、大幅に展開が早くなるため、ゲムデウスではなくゲンムlvビリオン等が最終回に登場する可能性がある)。

 

4:まとめ

ということで結論としては

 

レジェンドライダーの力は消えるのではなく一時的に消え、それによって一部歴史が変わる。」

 

というのがジオウのライドウォッチとレジェンドライダーとアナザーライダーの関係に関する考察です。これからの展開でどうなっていくかはわかりませんが、とりあえず6話時点ではこの考え方で見ていこうと思います。